寅さんこと車寅次郎の、その日を生きるためのなけなしの智慧

まずは、こちらの映像をご覧ください。

寅さん名場面 【商いの極意】男はつらいよ名場面

正直男はつらいよは全作品を一通り鑑賞し、寅さんの啖呵売も一通り聞いてまいりました。

ですがこうした商品を売るためであっても売らんかな第一ではない、学校じゃ教わらない智慧は、全然印象にありませんでした。

いったい寅さんから何を学んだんだと言われたら、何も学んでいないのと同じです。

何度となく繰り返されてきた啖呵の売り文句、ごく一例をあげますと

かどは一流デパート赤木や黒木や白木屋さんで紅おしろい付けたお姉ちゃんからくださいちょうだいいいますってえと3000円から4000円は下らない品物、今日はそれだけもらおうとは言いません、 何故かと申しますれば神田はろっぽうどうという書店がたった30万円の税金で泣きの涙で手放したこの品もの!

とか

国の始まりは大和の国泥棒の始まりは石川五右衛門助べえの始まりは小平の義雄!

とか

四谷赤阪麹町ちゃらちゃら流れるお茶の水いきなねえちゃんたちしょんべん

とか

さあもうやけだ!やけのやんぱち日焼けのなすび、色は黒くて食いつきたいがあたしゃ入れ歯で歯が立たないよときた!

なんてのばっかりしか印象に残ってないんで。

 

実に私など、寅次郎春の夢に登場したマイケルほどの商才もないゴミでございます。